冥王と獣のダンス
- 作者: 上遠野浩平,緒方剛志
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2000/08/01
- メディア: 文庫
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彼らトモル達の活躍によって何が変わったって別に小さな村が一つ救われただけ。
他に何も変わっちゃいない。所詮大きな戦争の中で起きた小さな出来事だから。
彼らにとっては一つの終わりを迎えたがそれでもどうしようもなく戦争は続く。
あとトモルは能力なんか持ってないただの人間だったんじゃないかなとも思える。
人より少し勘の働く程度のね。彼の性格からそういう風に思えるのかもしれない。
でも彼は最後まで愚かで美しい人間でしかなかった。それだけは確かだったよね。
なかなか満たされました。ごちそうさま。