ナイトウォッチシリーズ

わたしは虚夢を月に聴く (徳間デュアル文庫)

わたしは虚夢を月に聴く (徳間デュアル文庫)

画像があったのが何故か2巻だけだったのでとりあえず2巻だけ掲載と。


第1巻「ぼくらは虚空に夜を視る」。
相変わらずの難解というか面倒くさい用語満載で入るのにやや辟易する。
実際入ってしまえばサクサクとは言えないが普通に読み進められるけど。
しかもこの話はそこよりも工藤兵吾がどういう選択をするかの話なので。
普通のライトノベルとして読んだ。まぁやっぱり面白いんだとは思うよ。
でも上手く言えないけど微妙な物足りなさを感じもした。原因は不明で。
2巻以降を読めばその謎が解けるんじゃろうか?と思いつつ読了。


第2巻は「わたしは虚夢を月に聴く」。
のっけからいきなり出てきやがるあの女。皆様お馴染みイマジネーター。
こんな所まで出張とはご苦労な事ではあるし使いやすい設定でもあるが。
なんか役割がブギーポップに近づいちゃってるような気がするんだけど。
相変わらず突破だのなんだの言ってるから彼女の夢は変わってないよな。
内容自体も彼女の行動や言動が話を先に進めてる感じでやや変わってる。
この巻の最後で相克渦動励振原理が良く分からなくなってしまったなぁ。
と言うかこの夢の世界がどういう意味を持っているのかもそうなんだが。


第3巻は「あなたは虚人と星に舞う」。
時間軸の説明が夢の世界と混乱しないためかちゃんと明記されていない。
だからかなり最初は混乱した。最後までこれが昔の話だと気づけずいた。
個人的にはこれまでの中で一番熱い展開で一番面白かったかなと思うね。
ヴルトムゼストとラギッヒエアーがどうなったかはわからないけれども。
生きてて欲しいと思う。特にヴルトムゼストには是非生きてて欲しいね。
折角ここまで来たのに死んでしまうのは勿体無くて悲しすぎるでしょう。
宇宙港の皆もいつまでも帰りを待っているし。続編に出演期待してます。