長い旅路の始まり


昨日ようやく16日間の旅から帰ってまいりました。時差も大して問題なく抜けました。
結論から言うと予想外の事が多すぎて滅茶苦茶貴重な面白い旅になったなーと思えます。
というわけで暫く更新は旅行記ですね。


んで初日〜3日目まではパリ。
っていうかその前に俺初めてビジネスクラスに乗ったんだけどあれマジでやばいですよ。
あんな快適な空の旅を送ったのは初めてです。広いしシート寝やすいし最強もいいとこ。
パリの町並みは嫌悪感とはちょっと違う違和感と言うか迫ってくる感じがあるんだよね。
石の文化からくる街は初めてだし。大通りよりちょっとした路地とかの方が味があるね。
とりあえず凱旋門周りとかちいさい通りとか車線書いてなくてマジで事故る5秒前連発。
あれでよく皆車線変更とか出来るよね。バイク少ないけどあれ多かったらおしまいだろ。
写真左上はホテルロビー。雰囲気が凄くあって嫌味にならない豪華さがあって良かった。
エレベーターが牢屋式だったのもポイント高い。今まで泊まったホテルで一番高いはずw
ご飯はフランス料理的なものは3食中1食しか食べなかったけど美味い鴨肉食いました。


パリはルーブルとオルセーのために行ったわけですが。
一応今回の旅を最後までずっと付き添っていただいたフランス在住の方にお任せで見学。
まぁミーハーバリバリなのを承知で言うがダヴィンチはもうバカなんじゃないんすかと。
あれは言葉に出来ない。パリで見たもの色々あったけどレベルが段違いってか次元違う。
モナリザも見てきたけど色の具合はもちろん何もかもがすいませんでした級で泣きそう。
どちらかというと絵画系は宗教色強めだしダメな人はダメっぽいから微妙ではあるけど。
ただニケは見てください。あれが置いてある空間自体が芸術になっちゃってますからね。


オルセーは風景画が好きな俺には天国スポットが多すぎて悶絶の連続でやばかったです。
マネ・モネ・シスレーゴッホ・ゴギャンとかどんなドリームチーム組んでんだよコレ。
日本では上記の人達に比べてマイナーとされちゃってるのも全部凄くてまたも泣きそう。
時代毎の絵画の違いはもちろんあれだけ数があると画家一人の絵の移り変わりも見れる。
点描画っぽくなっていったりとか日本の富嶽三十六景に影響受けて描かれたりとか色々。
でもやっぱ風景画だわ。あの光と影のコントラストは自然と恍惚の笑みを浮かべさせる。


さて本命のアルジェリア
とりあえずアルジェリアで3番目に大きいコンスタンティーヌから長い旅が始まります。
入国手続きにつまずき頼んだ車が来なくて結局タクシーとかで初っ端からぶっぱ上等で。
右上の写真は街の一風景。解説すると山の斜面&崖に乗っかってる町みたいな感じかな。
写真の橋の下は100メートルクラスの高さで下には川が流れてて砂漠とか無縁すぎる。
凄く都会で車も多いしお店も種類・数ともにあるし色んな人種の方々が入り混じってて。
早くもイメージからかけ離れて呆然。別に悪いベクトルに向いてんじゃ無いから良いが。
左下の写真はこの街での観光場所であるジェミーラ遺跡の風景。世界遺産だそうですよ。
とにかくでかくて広い。俺想像してみたけど住んでてもこの街の構造覚えられないです。
議事堂・裁判所・公衆トイレ&浴場・市場・住居等ありとあらゆるものが揃ってました。
市場とか売り場の所に魚とか肉とか装飾が彫ってあってそれで何の店か分かるんですよ。
トイレとか浴場も身分の差によって場所とか広さとか変わってきててなかなか面白いの。
遺跡だから当たり前とはいえ現イスラム圏内の国にキリスト教の洗礼場とかあんだよね。
右下の写真のようにいわゆるコロセウムみたいなのもあるし。カルチャーショックだわ。
アルジェリア自体ローマやらオスマン・トルコやら色々な所に支配された経緯があって。
それだけ歴史とか文化が移り変わってるんだよね。その辺興味あると楽しめる感じです。
僕は遺跡自体に興味があるんでそれでも凄い楽しいけど。


長くなっちゃった。明日以降に続く。